海外ドラマ、ムーンナイト
シーズン1の2話の冒頭あらすじとその後、感想と考察になります。
ネタバレにはご注意ください。
Disney+で配信中のマーベルスタジオが送るドラマ、ムーンナイト。
MCUフェーズ4に該当するシリーズです。
前話ラストにて、スティーヴンの別人格がムーンナイトに変身。
活躍は見せてくれるんでしょうか。
前エピソードはこちら。
ムーンナイト シーズン1 1話「もうひとりの自分」ネタバレと感想と考察
冒頭あらすじ
悪夢にうなされ目覚めるスティーヴン。杖の男、アーサーに追われていたことも夢だと思い込む。
しかし、博物館に出向いたところトイレが破壊されていた事を知る。夢ではなく、現実だったと認識したスティーヴンだったが、防犯カメラにはマークの顔つきを浮かべるスティーヴンの姿しか映っていなかった。
彼はトイレを破壊した犯人として職場をクビになってしまう。
感想と考察【ネタバレ注意!】
アーサーに捕まるスティーヴン
クビになったあと、自らマークのことを調べるスティーヴン。彼はマークを知る女性レイラと出会い、核心に近づこうとするが、アーサーの部下に捕まってしまう。
1話のムーンナイトの活躍はトイレのシーンだけで終わってしまいました…。残念!
アーサーの仲間は想像以上に多く、手広く世間に潜んでいるみたい。
また、ボランティアのようなこともやっていて、アメミットの信奉者っていう危険な側面さえなければ真っ当な人間性だったのにな。ある意味で潔癖な危険人物って感じがする。
月の神コンス
スティーブンの頭の中に聞こえる声のうち、尊大な物言いの方はどうやら神様だったみたい。
マークによると自分達はコンスのアバター(化身?)であり、その命を救ってもらったから借りを返すために動いているとか。
スティーブンからすると知ったこっちゃないって感じだけれど…。(笑)
神だから普通なんだろうけど、かなり傲慢な物言いで悪役にしか思えない…。とはいえ、どうやらその力でムーンナイトにも変身できてるんだから仕方ない。
コンスとアメミットとの方向性の違いとしては、コンスは”罪を犯した者だけを裁く”正義らしく、ヒーローサイドである理由はわかるかな。スティーヴンも感じていたように、未然に裁くというアメミットは危険すぎると思うし。
物言いはともかく、その辺りはコンスの感性の方が穏やかなのかもしれない。
アーサー・ハロウ
杖の男ことアーサーもどうやらこの辺りの情報を知っているみたいで。1話でわかったような口ぶりだったのは別人格のマークのことではなく、コンスの事を言ってたのね。
アーサーはあろうことか、前代のコンスのアバターだったらしい。先輩ムーンナイトだったってことかな?
コンスの裁きでは事の起こりが遅すぎるとして離反したみたいだけど、思想以外でも不満を抱えていたのかな。まるで前の職場の愚痴みたいな感じに聞こえました。(笑)ただ、レイラを実質人質のように扱うコンスを見ると、アーサー視点で語られたコンス像も間違ってはなさそうで。おそらく神だからなんだろうなぁ…。
そして、彼の持つ杖はアメミットのアバターの証であり、その贈り物らしい。あの杖を用いて召喚した異形の者たちは、何かしらアバターたち以外には見えないのかな。ただし、レイラがやってみせたように攻撃自体は当たってるみたいで、ただ見えてないだけっぽい。
マークの妻、レイラ
スティーヴンが偶然に出くわした女性、レイラ。彼女はスティーヴンを見るなりマークと呼ぶ。”マーク”とただならぬ仲なのを感じ取ったスティーヴンだったが…。
マークはまさかの既婚者でした。二重人格なのにスティーヴンに知られないまま結婚までしていたのか!
未だマークのことは詳細が明らかになったわけじゃないけど、パスポートの件も含めてスティーヴンとマークの関係性は謎が深い。
とにかく、コンスに命を助けられその借りを返してもいるんだけど。次のアバターがレイラになりそうだから、猶のこと言う事を聞かざるを得ないって感じみたい。
レイラ自体はアバターではない一般人だけれど、かなり状況を理解しているらしく頼もしい。戦闘中でも助けてくれてたし勇敢。彼女目線からしたら長いこと急に音信不通になったマークなんだけれど、それでもコミュニケーション取ってくれてるのは優しいね。
あとすごい変なところで気になっちゃったんだけど、1話にて同僚の女性をデートに誘うシーンがあったけれど。あれはマークが誘ったわけだよね?今でもあれだけレイラのことを想ってるマークの言動からは考えられないんだけれど…。
マークが冴えないスティーヴンを気遣ってにセッティングしたとも考えられるけど、それならヴィーガンの彼にあったレストランを選ぶと思う。そもそも体は一つなんだしそれもどうなのってなるし。今のところ一番引っかかってるかもしれない。(笑)
スーツの力
1話ラストにてマークが変身したムーンナイト。あれはスーツを召喚して身にまとった姿であったが、スティーヴンの人格でもまたスーツを召喚することができた。
スーツの力に関してはいまいち説明はされていないものの、とにかく身体能力が上がっているのは明確だった。アーサー・ハロウがアメミットから託されたのがあの杖ならば、こちらはコンスの道具なんだろう。
しかし、マークが変身すると包帯からなるアサシンのようなスーツになるのに、スティーヴンが変身すると一般的な”スーツ”をベースとした包帯男になるのは面白かった。あれはあれでオシャレで好きだけれど。(笑)
スカラベの行方
アメミットを解放するためのスカラベの印章。それは彼女の墓場を示すものらしく、アーサーに奪われてしまう。阻止するために次なる手を考えるマークとコンスだったが…。
アーサーよりも先回りしてアメミットの墓を探すというマーク。
最後のシーンでは早くもエジプトに到着してました。行動が早い!
コンスの性格はすごくヴィランなんだけど、レイラを人質に取られてる以上がんじがらめで抵抗ができないマーク。これはひょっとするとスティーヴンの存在が良い感じに状況を変えてくれるんじゃないだろうか。
シーズン1 2話のまとめ
いい感じに主人公、敵の勢力図がわかったエピソードでした。
コンスの協力者とアメミットの信奉者がぶつかり合うといった形でしょうか。スティーヴンらはコンスに対しては色々とあって一枚岩ではないですが…。
次のエピソードはこちら。
ムーンナイト シーズン1 3話「エネアドの決意」ネタバレと感想と考察