海外ドラマ、ムーンナイト
シーズン1の4話の冒頭あらすじとその後、感想と考察になります。
ネタバレにはご注意ください。
Disney+で配信中のマーベルスタジオが送るドラマ、ムーンナイト。
MCUフェーズ4に該当するシリーズです。
コンスが封印されてしまい、常に後手を強いられるマークたち。
しかし、アメミットの墓の座標は特定できたので、ここから反撃したいですね。
前エピソードはこちら。
ムーンナイト シーズン1 3話「エネアドの決意」ネタバレと感想と考察
冒頭あらすじ
コンスがエネアドの神々に封印されてしまったのと同時に、スティーヴンは突如として気を失ってしまう。そんな彼をレイラは起こそうとするが、見慣れない武装車に乗った一味が襲ってくる。
万事休すかと思われたが、機転を利かしたレイラは一人で撃退することに成功する。スティーヴンもまたそのタイミングで目を覚まし、2人は事なきを得る。
感想と考察【ネタバレ注意!】
アメミットの墓を探索
危機を脱したスティーヴンとレイラ。彼らはアメミットの墓を探索し始める。エジプト考古学が好きだったスティーヴンは実際の遺跡を探索できることに胸が弾む様子。そんな彼を見て、レイラもまた少し上機嫌なようだった。
レイラが強い。いやほんとに。(笑)
戦闘力というか状況判断諸々が優秀でびっくり。今のところムーンナイト並みかそれ以上に活躍している気がする。
そして、やっぱり多重人格であるスティーヴンとマークには複雑な気持ちみたい。別人格であるスティーヴンとキスしちゃったけど、彼女側の視点からしたら仕方ないと思う…。
あと遺跡の構造物に対して「すごく綺麗だ」っていうスティーヴンに勘違いしたレイラはかわいい。
また、遺跡内の会話から彼女の父は考古学者であり、それに私生活全てを掛けてたみたい。
レイラもしっかりその血筋だなぁと。
中では墓を守るヘカと呼ばれる司祭のようなミイラ?と遭遇。ハロウが操るものではなく、ここにずっといたっぽい。
神を始めとした神性的なものが実在する世界観だけど、ヘカ達もそちら側に片足突っ込んでるのかな。
忘れがちだけどマーベル世界観だから当然っちゃ当然か。
そんなヘカもレイラの手にかかれば倒せちゃいます。(笑)
ヘカとの戦闘によってはぐれてしまった2人だったけど、スティーヴンはアレキサンダー大王の墓を発見。どんどんビッグネームが出てきてくる。まさかの彼が最後のアバター!
いやいやながらもミイラの口からウシャブティを出すシーンは結構アレでした。(涙)
曰くウシャブティには魂が封じ込められてるらしい。これはコンスが封印されていたのと同じシステムっぽい。
レイラの父を語るハロウ
スティーヴンとはぐれてしまったレイラ。彼女は墓の中でハロウと遭遇する。
ハロウは彼女の父の話を聞かせ始める。
衝撃の事実。レイラの父の最期にはマークたち傭兵団が絡んでいたらしい。
レイラはマークから聞かされてたりはしなかったんだね…。それはショックだろうに、気丈にふるまうところが何とも…。
マークからしたらそりゃ言い辛い話ではあるけど、やっぱり言っておかないと…。何より敵である男からそれが告げられるなんて、レイラからしたらそれがどれほど辛い事か。
事実としてマークの口から語られたのは、傭兵の相棒が欲に目がくらんで行ってしまったとのこと。
しかし、相も変わらず精神攻撃を仕掛けてくるハロウ。
こやつは杖の攻撃とかよりもこっちの方が厄介に思えてくる。アメミットの能力である天秤で裁けない相手には、あの手この手で排除しようとしてくる厄介さ。
ハロウと対峙するマーク
ハロウに居場所がバレ、遺跡内で追い詰められるマークとレイラ。マークはレイラを逃がすために時間を稼ごうとするが、ハロウは彼の体にコンスが存在しないことをわかっていた。
まさかの展開。抵抗も空しくハロウの凶弾に倒れてしまうマーク。
やっぱりコンスが封印されている今、彼にはムーンナイトの力が無いみたい。ハロウの立ち振る舞いからしても、マークのことを恐れてなかったからそうなんだろうな…。
そして、倒れたかに思われたマークだったがさらなる展開が…。
場面はとある精神科病棟へ
白い壁に白い天井、とある精神科病棟。そこでは職員と患者たちによるビンゴ大会が開かれていた。
そして、その患者の中にはレイラの姿があり、車椅子に力なくもたれかかる男はマーク・グラントその人であった。
展開の癖が強すぎてついていけない!(笑)
凶弾に倒れたはずのマークは、精神科病棟で目を覚ますという夢落ちさながらの流れ。
以下はここからの場面をマークの精神世界と見立てた上で書いていく。
割と現実とのリンクが描かれていて、現実がどっちなのかわかり辛いようになっている。今際の際に記憶が混濁して、あの世みたいな感じになってるのかな。
レイラがいたり。ムーンナイトのフィギュアを持っていたり。夢遊病を疑っていた時と同じように足が車椅子と拘束されていたり。
イヤな記憶はそれ同士で結びついてる気がする。敵であるハロウが、精神科病棟の医者という形になっている。おそらく解離性障害で精神科に関わりがあったマークは医者を嫌っていたんだろう。
また、ハロウ以外のスタッフもアメミットの信奉者として彼に近付いてきた人物たちだった。2話でスティーヴンを拘留しにきた警官に化けていた2人組かな。
そして、スティーヴンと合流するシーン。白い病棟にエジプト式の石棺があるのはミスマッチ過ぎて逆に神秘的にも思えた。抱き合う彼らのシーンはシリアスなはずなんだけど面白かった。(笑)
さらに、スティーヴンが入っていたものの他にもう1つ石棺があったような気がするけど、あれなんなんだろう。考察レベルだけど、1つ目の棺に入ってたのがマークの別人格(スティーヴン)だったわけで、他の棺があったということはさらに別の人格があるってことなのかな。
そして、最後の最後にカバの女神様?の登場。
見た目でびっくりしてたら、見た目以上にフランクだったから余計にびっくり。そりゃマークとスティーヴンも驚くわ!(笑)
エジプトではドゥアトといって三途の川みたいな概念があるらしく。そして、そこは神々が住まう場所でもあるみたいで、このカバ女神様が出てきたのもそういうことなのかな。
シーズン1 4話のまとめ
エジプト特有の世界観なのか、まだちょっとわからないですけど。展開が独特で見てて飽きないですね。
状況としてはかなり分が悪いものの、カバの女神様がフレンドリーっぽく話しかけてきてくれたり。まだまだ彼らも神に見放されたわけではなさそうですね。
ムーンナイトの力を取り戻すためにもコンスの解放が課題になりそう。
次のエピソードはこちら。
ムーンナイト シーズン1 5話「蘇る過去」ネタバレと感想と考察