海外ドラマ、ストレンジャー・シングス 未知の世界
シーズン4 vol.1の1話目の冒頭あらすじとその後、感想と考察になります。
ネタバレにはご注意ください。
Netflixで好評配信中のSFホラージャンルのドラマ、ストレンジャー・シングスシリーズ。
シーズン4の配信が始まりましたね!本シーズンは二部構成になっており、まずは前編であるVol.1!
出演者一同も過去作より恐ろしいと口を揃える本シーズン。観ていきましょう。
シーズン4のその他のエピソード、考察記事のまとめはこちら。
冒頭あらすじ
1979年9月8日、ホーキンス研究所。
”子どもたち”の一人である10と訓練を行っていたブレンナー博士であったが、突如として所内が喧噪に包まれる。悲鳴が響き渡る中、何かに吹き飛ばされたブレンナー博士は気を失ってしまう。
目覚めた彼が見たものは、血みどろの惨状の中、独り立ち尽くす11(イレブン)であった。
感想と考察【ネタバレ注意!】
諸々の事情もあり、シーズン3からかなりの月日が空いてしまったシーズン4。
その一発目はとても恐ろしいものでした…。静かに物語が立ち上がるのかなと思いきや、あのラスト!
油断していたところに不意打ちをされた気分で、私のように驚いた方も多いはず。怖かったよね…。
過去のホーキンス研究所での出来事
今シーズン開始が1986年なので7年前の研究所みたいだけれど、とんでもない大惨事が起こっていた。シーズン1のデモゴルゴンなどと関係なく、それ以前から血塗られた研究所だったって事なのか。
最後のシーンはいかにもエルがやったみたいな描写ではあったけど違うと思いたいな。でもパワー的には出来てしまいそうだし、コントロールが効かなくなるとどうなるかわからないのが何とも…。
カリフォルニア組の戸惑い
さて、比較的平和なカリフォルニア組。
エルのモノローグで始まる今作だけど、生活の変化に戸惑いもありつつも適応してるのかな…。肝心のエル以外は。
エルは割と露骨な感じでいじめられていたけれど、超能力も使えずうまくいかない様子。でも怒ったくらいで超能力が使えたらそれはそれでマズくない?なんて思ったり。余計に扱いが変わってしまうんじゃないって心配も。
ウィルはそんなエルの状態を見て、何もできない状態に少し歯がゆさがあるのかな。
ジョナサンは新しい友達アーガイルと一緒に何やら危ないものを吸ってるらしい。新キャラのアーガイルは長髪で変なキャラクター性だけど、エルたちを送ってくれたりと優しいのかな。
ジョナサンはナンシーとは遠距離状態だから少しフラストレーションが溜まっていそう。
そしてジョイス。
彼女もなんやかんやと新生活を送っていたところ、ロシアから一つの人形が届く。
マレーに指示をもらいながらも人形を壊すシーンは笑ってしまいました。子連れのご近所さんに「見ちゃダメ」なんて言われてるし完全にアブナイ人です。でもそれを気にしないのがジョイスの良い所で好きなところ。母は強し、たくましい!
そして、中にはホッパーが生存しているとの文書が。前シーズンラストでカムチャッカの収容所で「アメリカ人」がいることが仄めかされていたよね。やはりあれはホッパーだったのだなーと確信した。
異変を匂わせるホーキンス
表面的にはまだ何も起こってないホーキンス組。でも人間模様は少し変わりつつあるのかな。
ダスティンとマイクは相も変わらずD&Dを楽しんでるみたいで流石だなーって思ったり。本サブタイトルにもなっているTRPGを楽しむ「ヘルファイア・クラブ」に参加。
巷ではTRPGに対して悪いイメージが取りついてるみたいで、一昔前のゲームへのイメージってものを再認識させられる。そんな世論を跳ね除けながら堂々とオタク活動をしているダスティン達。ブレない…。
一方、ルーカスとマックスはそれぞれ彼らとは離れてしまってるみたいだ。ルーカスはオタクのイメージから脱却すべくバスケ部へ。マックスは前シーズンにあった兄ビリーの一件が響いている。マックスはカウンセラーにも助けてもらってるけど、あんな非現実的なことは言えないよね…。
でもどちらも離れたくて離れてるわけではなさそうだし、きっとまた団結できると信じてる!
スティーブとロビンは相変わらず喧嘩しながら仲良さそう。
ナンシーもやっぱりジョナサン同様に離れ離れが寂しいみたい。
巻き込まれたエディ
現時点での新キャラの私のお気に入りはエディ。ただし、1話から大変な場面に遭遇してどうなることやら。正確には巻き込まれただけだけど、危ないことやってるからーって思ったりも。
今回の被害者のクリッシーはバスケ部キャプテンの彼女さんみたい。でも日頃から幻覚?に悩まされてた様子で精神的に衰弱して藁にもすがる気持ちで…。内容はどうも自身の過去にまつわることみたいで、何かしらの罪悪感を抱えていたのかな。
そんな傷口をえぐるような形でやられてしまう。
新たな敵
ラストに登場した化け物には今までとは違った怖さというか、人に向ける悪意というものを感じました。また今のところ現実世界には登場していないみたいで、幻覚なのか裏側の世界にリンクしている時に見えるんでしょうかね。
ただし、前シーズンにて裏側の世界とのゲートは閉じたはずであり、この異形の力は果たしてどこから生じているのか。
幻覚(悪夢?)の中で暗躍しているという側面もあって、『エルム街の悪夢』のフレディを思い出しちゃいました。
シーズン4 vol.1 1話のまとめ
前評通りにかなりホラー色が強かった1話。
SFホラーというと大抵は人とは違った凶暴な化け物が敵であり、知性的な悪とは離れた作品が多く感じる。今作はそのテイストも残しつつも、人のような知性をもった悪意。いわゆる邪悪さを持った”ヴィラン”が描かれているように感じた。
またキャストの成長も今まで以上に感じたなー。みんな可愛くなったりかっこよくなったりしてる!
成長と一緒にコンテンツを楽しめるので、色んな意味で楽しいですね。
次のエピソードはこちら。
ストレンジャー・シングス シーズン4 vol.1 2話「ヴェクナの呪い」ネタバレと感想と考察
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