海外ドラマ、ストレンジャー・シングス 未知の世界
シーズン4 vol.2、8話目の冒頭あらすじとその後、感想と考察になります。
ネタバレにはご注意ください。
配信が開始されましたシーズン4のvol.2!待ってました!
自分は少し勘違いしてまして、vol.2は8話と9話の2話分だけなんですね。その分それぞれが長いのですが。
気を取り直しまして、それでは見ていきましょう!
前エピソードはこちら。
ストレンジャー・シングス シーズン4 vol.1 7話「ホーキンス研究所の…」ネタバレと感想と考察
シーズン4のその他のエピソード、考察記事のまとめはこちら。
冒頭あらすじ
ワンを裏側の世界へと消し飛ばした幼き日のエル。そこにブレンナー博士が現れる。彼はエルに「一体何をしたんだ」と問いかけるも、エルは能力の使い過ぎから倒れてしまう。
場面は変わり、ヴェクナの精神世界に囚われたナンシーは過去のホーキンス研究所にいた。パニックになりながらもヴェクナから逃げるナンシー。しかし、彼の過去を知ってしまった彼女を逃がすはずもなく、執拗に迫ってくる。
抵抗も空しくヴェクナに捕まってしまうナンシー。もはやこれまでかという状況。だが、彼はナンシーに「イレブンに伝えろ。お前が見る全てを」とだけ話し、彼女に壊滅していくホーキンスの幻覚を見せる。
その直後、彼女は精神世界から解放され、スティーブ達の待つ現実世界へと戻るのであった。
感想と考察【ネタバレ注意!】
うおーー!また結構動きましたね。
今回はどちらかというと心情的な面での動きが多かったように感じます。
この丁寧な描写がストレンジャーシングスの良い所だなぁって思ってます。
見逃されたナンシー、反撃の決意
ダメかもしれないって思ったナンシーだったけど、無事に帰還。彼女がしっかりとヴェクナことワンの背景を探り、それが功を奏してメッセンジャー役に選ばれたのかなって思う。
ナンシーが持ち帰った情報から、ホーキンスに残された時間はないと悟る面々。4つのゲート、4人の犠牲者、4回鳴る鐘の音。この辺りはすごくホラー映画っぽい。
ヴェクナを倒すために武器を調達する彼らだったけど、あんなお手製の槍とかで大丈夫なのかな…。一応は超能力を使用して隙だらけの時を狙う、みたいな作戦だったから大丈夫なのかな。
あと武器屋に入店する時、なぜかエリカが先陣を切ってたシーンが本当に面白かった。すっごいエリカらしい。最年少だろうが彼女ならやりそう。(笑)
年長組は今回のエピソードで強烈なフラグが立ってしまってる気がして不安で仕方がない。
ダスティンに別れの言葉みたいなのを投げかけるエディ。今回だけはやばいと自覚してるロビン。そもそもヴェクナとつながってしまってるナンシー。そして彼女を守る決意が固まってそうなスティーブ。誰が欠けてもいやだー。どうか無事でありますように。
ロシア軍施設にてホッパー達が見たものとは
無事に生還できたホッパー達本当によかった。正直、前話までの状況はそこまで安全ではなかったし、あのまま包囲されたらどうしようって思ってたから、しっかり脱出できたのはよかった。
しかし、あのロシア施設は一体なんなのか。そこにいたのはデモゴルゴン1体ではなかった。
幼体であるデモドッグは生きたまま解剖されていて、さらには他に複数のデモゴルゴンをホルマリン漬けになっていた。極めつけは黒いモヤまで隔離し、保管されていた。2,3シーズンで見たものと同じであればあれはマインドフレイヤーのはず。あんな危険なものまで手にしているなんて…。
人間が一番怖いとはよく言ったもので、生きたまま開腹されているデモドッグは痛ましかった。ホッパーは即座に頭を打ち抜いてトドメをさしたけど、あれは半分くらいは慈悲だったんじゃないかなって思う。
その後なんとか脱出したけど、果たしてアメリカ、そしてホーキンスへ帰還できるのか。
マレーが運転する車で関門突っ切ったシーンはちょっとヤケクソすぎるでしょって思った。危なすぎるよ!(笑)
ウィルとマイク
エルがいるであろうネバダの施設を探すジョナサン一行。途中でエルに対する気持ちで沈んでるマイクをウィルが鼓舞するんだけど…。
これは考察の域を出ないと思うんだけど、ウィルはマイクが好きなんだろうなって感じた。
最初はウィルとマイクの青春の遊び方や成長のすれ違いみたいな、友情のあれこれだとずっと思ってたんだけど。今回のエピソードをしっかりと見直すと違って見えてきた。
エルの気持ちを代弁するといった形で、ウィルは自分がマイクに対して思っている感情を明かしたんだと思う。絶対に届かないと思っている感情だから、主語をエルと置き換えて。そう考えるとすごい胸が苦しくなる…。これまでのウィルのモヤモヤした行動も全部そうだったのかなと考えると…。
そして、おそらくその真意を察して真剣に聞いていたジョナサン。切ないよー。
エルのパパ
エルは強くなったね…。
過去の記憶を思い出してすぐにでもホーキンスへ戻るって息巻くエル。それに反対するブレンナー博士は、もっと力をつけてからの方がいいと言ってたけど、果たしてどこまでが本心なんだろうか。
ブレンナー博士に関してはもしかしたら賛否両論かもしれない。個人的にはちょっと毒を吐いた感想になってしまうかも。
個人的に、彼は最後まで自分の本心や本性を明かすことなく亡くなってしまったなって感じる。
最後まで娘であるイレブンのためだったと彼は語るけど、私には到底そうは思えなかった。彼は能力のためにたくさんの他人の血を流してきたはず。それが全てエルや子ども達のためだったとは思えないよ…。そもそも閉じ込めて、子ども達を番号で呼んでる時点でさ…。
自分の能力への探求心、好奇心を認めず。それらを娘のためだったと責任を押し付ける様はどこか違うと思った。
あえてあり得ないくらい”良く”言ったとしても、彼は毒親でしかなかったと思う。
そして、それが伝わってしまったからエルの最期のあの対応なんだと思う。
彼女はとても強くなったと思う。
シーズン4 vol.2 8話のまとめ
いやー、見所だらけのエピソードでした。
悲しい感情になる場面が多かったけど、色々と腑に落ちた点が多くて好きなエピソードでした。
考察というよりかは、いつも以上に感想みたいになってしまっててすみません…。それくらい心動かされたということでここはひとつ。
あと最後にかかっていた曲はジャーニーのSeparate Waysでしたね。好きな曲なのでイントロからん?ってなってました。(笑)
次でシーズン4が最終話だなんて信じられない。早くみたいけど、勿体ないから見たくないような…。
次のエピソードはこちら。
ストレンジャー・シングス シーズン4 vol.2 最終話(9話)「潜入」ネタバレと感想と考察