アンブレラ・アカデミー シーズン1 3話「7号としての人生」ネタバレと感想と考察

アンブレラアカデミー シーズン1SF(ドラマ)
引用元:©︎ 1997-2022 Netflix,Inc.

海外ドラマ、アンブレラ・アカデミー
シーズン1の3話の冒頭あらすじとその後、感想と考察になります。
ネタバレにはご注意ください。

Netflixで好評配信中のSFスーパーヒーロージャンルのドラマ、アンブレラ・アカデミーシリーズ。

アリソンが見つけた養父の件の手掛かりとは一体何なのか。
見ていきましょう。

前エピソードはこちら。
アンブレラ・アカデミー シーズン1 2話「逃れられない運命」ネタバレと感想と考察

冒頭あらすじ

5年前、ヴァーニャは自分の一家、アンブレラ・アカデミーについての暴露本を出版する。彼女は自分だけ能力がなく、兄弟姉妹たちとは違う孤独な立ち位置だったことなどを明かす。衝撃的な暴露に世間は一時は盛り上がりもしたが、徐々に話題性にも欠けていった。

そして、現在。バイオリニストとして生活しているヴァーニャだったが、あまり上手くはいっていなかった。ここでも周囲との力量差に悩むヴァーニャ。

一方、アリソンはビデオから発見した手掛かりをルーサーと確認していた。
そこには、ハーグリーヴズ卿の寝室にて映る2人の姿が。1人はハーグリーヴズ卿その人であり、もう1人はアリソン達の母であるグレース。ビデオには紅茶を持ってきた彼女と、苦しそうに倒れるハーグリーヴズ卿の姿があった。

感想と考察【ネタバレ注意!】

母アリソンとディエゴ

彼女がロボットであることはどうやら周知の事実だったみたい。そりゃそうか。
でもロボットであろうとも、育ての親である彼女に対してはみんな信頼している。特にディエゴは幼少期にお世話になっていたこともあって、グレースに対しては家族意識が強い。
だからこそ、今回の養父の最後に関連しているらしい件については動揺が走る。

グレースの様子がおかしいことは一目瞭然ではあるけど、おそらく無関係なんだろうな。
確かに最後の瞬間にいたことはビデオから事実なんだろうけど、”壊れて”しまった彼女ならああいう行動でも仕方ないのかも。家の中で銃撃が起きても反応なく、自らの手を巻き込んで刺繍を縫っていても気付かないレベル。外部からの刺激に対してもはや反応が薄い感じなんだろうか。

ディエゴは元々吃音症だったみたい。
幼少期の彼を優しく待ってくれる母グレースの存在はとても大きかったのだと思う。「もし親父を傷付けていたとしても理解できる」とはディエゴの本心でしょう。最後、”壊れた”彼女の活動を止めるシーンはただただ悲しかった。

根気よく手掛かりを追うファイブ

未来で入手した義眼の手掛かりを追うファイブ。
現時点では生産されていない義眼だったから手詰まりか。と思いきや、彼は前回において対応してくれた職員を怪しんで張り込み
そうすると確かに、何やら怪しい車と取引をしている様子。

誰にも頼れないのがつらいけど、あきらめずに頑張ってるファイブ。
もう少し頼れる仲間がいてくれればいいんだけど、彼の仲間はマネキンのドローレスだけ。会話もしてるし、孤独が生み出したイマジナリーフレンドといったところなのかな。

家族会議と襲撃

家族会議の為に集まっていた一家。案の定というか、まともに会議ができるほどではなく、兄弟姉妹間の溝が浮き彫りになる形に

さらには突然のチャチャとヘイゼルの襲撃に応戦するルーサー達だったけど、ヘイゼル達が想像以上に強い。ほんとに何者なんだ。2対1でも渡り合ってたりするし、彼らももはや能力者だと思う。(笑)

なんとか撃退したものの、クラウスが誘拐されちゃってる!銃撃の中でもトランス状態で踊ってたもんね…。一家にはヴァーニャだけが戦闘力皆無扱いされてるけど、彼も戦闘には能力使えなさそうだし心配。

あと、ドーナツ屋さんのおばさんが無事でよかった…。チャチャ達はトラックの運転手はあっさりやってしまったから心配したけど、こちらは話すだけ。よかったけれど、トラックのおっちゃんからしたら腑には落ちない。

ルーサーとアリソン

ルーサーはアリソンのことが好きなのかな。家族としてでなく、どうにも複雑な感情を持っているみたい。
そして襲撃シーンで明らかになった彼の体。衣服の下はまるでゴリラみたいな体毛と盛り上がった筋肉に覆われていた。これはアリソン含む全員知らなかったみたいで、単に能力というわけではなさそうだ。

一方のアリソン。
彼女が娘と引き離されていたのは話に挙がってたけど、どうやらその原因は彼女が娘に”能力”を使ったからみたい。それは確かにアカンかも…。
でも能力を持つ者の悩みもあったのかな。「使えるならみんな使ってる」って彼女の懺悔もわかる部分もある。

常人離れした肉体が露わになるルーサー

孤独なヴァーニャ

能力がなかったことから一家でも孤立気味だった彼女。現在では私生活もあまり上手くいってない。
そんな彼女に親しく接してくれるのは、彼女が教えてるバイオリンの生徒のレナード。
家族会議によってまたもや傷ついたヴァーニャ。行くあてがなくなりレナードの元を訪ねる。

これは一気に距離が詰まってしまうのではないか。
そりゃそうだ。周りにはいつも何かと比較され、その度に無力感を味わうヴァーニャ。対してレナードは等身大に見てくれてるわけなので、惹かれないわけがないね…。

でも正直なところ、彼に対しては怪しさは感じちゃう。メタな視点だからかもしれないけど。

シーズン1 3話のまとめ

今エピソードは母グレースの秘密がわかりましたね。彼女は紛れもなく彼らのお母さんでした。
また、ヴァーニャの孤独感も浮き彫りに。重度の機能不全な家族、残された兄弟達だけで解決するにはあまりにも難しい…。

次のエピソードはこちら。
アンブレラ・アカデミー シーズン1 4話「月に行った男」ネタバレと感想と考察

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