海外ドラマ、アンブレラ・アカデミー
シーズン1の5話の冒頭あらすじとその後、感想と考察になります。
ネタバレにはご注意ください。
Netflixで好評配信中のSFスーパーヒーロージャンルのドラマ、アンブレラ・アカデミーシリーズ。

未来の手掛かりを失ったファイブ。崩壊するそれを阻止する事ができるのだろうか。
見ていきましょう。
前エピソードはこちら。
アンブレラ・アカデミー シーズン1 4話「月に行った男」ネタバレと感想と考察
冒頭あらすじ
荒廃した未来の世界。そこを歩くのは未来に取り残されてしまったファイブ。そして彼の相棒ともいえるマネキン”ドローレス”だった。人気のない世界を練り歩き、食料を探し、何十年もの時を生きる2人。
ある日、そんな彼らのもとに荒廃した世界に不釣り合いな赤いハイヒールの女が訪ねてくるが…。
感想と考察【ネタバレ注意!】
未来での”過去”を話すファイブ
義眼の手掛かりを失ったファイブ。彼はルーサーに自らに起きたことを語り始める。未来から戻るためにとある組織と取引をしたこと、そして取引によって要人の排除任務を遂行してきたことを。
冒頭の女はハンドラーと呼ばれており、コミッションという時間修正機関?のようなものを率いているらしい。タイムパトロール説、あながち間違ってなかったみたい。(笑)
とはいえ、やってることは本当に世界のために時間を修正しているのか、ずいぶんきな臭い感じだけれども…。
その取引を反故にして現代に戻ってしまったこと。それがファイブが追われる理由なのはわかった。ヘイゼルとチャチャはその後始末を押し付けられてるだけの末端みたい。にしては尋常じゃなく強いけど。
不意のタイムスリップから帰還するクラウス
ヘイゼル達から奪ったカバンを開けてしまい、タイムスリップしてしまっていたクラウス。帰ってきた彼は、タイムスリップの根源であるカバンを破壊してしまう。
クラウスはディエゴに頼み込み、退役軍人の施設へと連れていってもらう。
タイムスリップによって過酷な体験をしたクラウス。巻き込まれ体質ナンバーワンだなぁ…。もちろん自分から首を突っ込んでる部分もあるけど。
戦争を経験してきたんだろう、親しい友人まで亡くしたみたい。退役軍人施設で彼らの写真が飾られていたのは、なんとも郷愁が漂う。彼にとっては今さっきの出来事だったのに、世間ではもはや過去。
ヘイゼル達との停戦協定
クラウスからカバンの件を聞いたファイブは、”ニセ”のカバンを材料にヘイゼル達に停戦の取引を持ち掛ける。事情を打ち明けたルーサーと共に取引場所へと向かうファイブだったが…。
なんともタイミングの悪いことに、パッチ刑事の敵討ち&拷問への復讐に乱入してきたディエゴとクラウス。取引しようとしてたことも知らないだろうし仕方ないんだけれど。
取引失敗によって兄弟の命すら危なかったけど、ファイブがハンドラーの条件を飲むことで救われる。そっちに行ってしまって大丈夫なのかな…。崩壊する未来への対処はどうなっちゃうんだ!
一方、ヘイゼルも実は職務に疲れ果ててるみたいで、ドーナツ屋のおばさんと談笑して癒されたりしている。基本的に躊躇なく目撃者等々を始末する彼だけど、おばさんに対してはかなり心を開いてる。ここらで良心に目覚めてくれないかな…!
暗躍するレナードと覚醒するヴァーニャ
レナードを疑うアリソンをよそに、仲が深まるヴァーニャとレナード。安定剤を飲まなくなったヴァーニャは発表会では成功し、見事主席奏者の座を勝ち取る。喜ぶヴァーニャとレナードだったが…。
レナードはやばい!アリソンの言う通りじゃないかー!しかも人に危害を加えるタイプの。
彼の家には倒れる誰かと、そしてアンブレラ・アカデミーの本が置いてあった。この本はクラウスがハーグリーヴズ卿からくすねて捨てたやつかな? とにかく、この時点でレナードの狙いはヴァーニャというよりは、アンブレラ・アカデミーの何かというのが察せられる。結局のところ彼もまたヴァーニャ自身ではなく、家や力を見ているのだろうと思うと彼女がかわいそう。
そして、お薬をやめたことによってバイオリン発表が完璧だったヴァーニャ。
明らかに何らかの能力が発動していると思う。やっぱり彼女は無能力ではない可能性が高いよね。
シーズン1 5話のまとめ
未来の秘密が少しずつ明らかになる中、崩壊への対処はまだできない様子。
そして、暗躍するレナード。彼の目的はわからないものの、崩壊があと少しである以上は何らかの関係者の可能性も否めません。
何かを知るらしいポゴと、蘇生されたグレースも気になりますね。先の展開が気になります。