アンブレラ・アカデミー シーズン1 7話「恐れた悪夢が起きた日」ネタバレと感想と考察

アンブレラアカデミー シーズン1SF(ドラマ)
引用元:©︎ 1997-2022 Netflix,Inc.

海外ドラマ、アンブレラ・アカデミー
シーズン1の7話の冒頭あらすじとその後、感想と考察になります。
ネタバレにはご注意ください。

Netflixで好評配信中のSFスーパーヒーロージャンルのドラマ、アンブレラ・アカデミーシリーズ。

未来の崩壊の鍵を握るハロルド・ジェンキンスとは一体何者なのか。
見ていきましょう。

前エピソードはこちら。
アンブレラ・アカデミー シーズン1 6話「かなわぬ願いを想う日」ネタバレと感想と考察

冒頭あらすじ

アンブレラ・アカデミーの子ども達が生まれたのと同日、平均的な家庭に”普通に”生まれた1人の男の子がいた。しかし、出産により母親が亡くなり、その少年は不幸な生い立ちを送ることになる。アルコールに逃げた父親には日常的に暴力を振るわれる日々。そんな少年の心の拠り所は、同じ日に生まれたアンブレラ・アカデミーのヒーロー達を応援することだった。

ある日、アンブレラ・アカデミーの面々とハーグリーヴズ卿と話す機会を得る。自身もアカデミーに入れて欲しいとせがむ少年。しかしハーグリーヴズ卿に拒絶されてしまう。ハーグリーヴズ卿、そして自身の境遇に失望した少年は父親を手にかけてしまう。

そして、少年ことハロルド・ジェンキンスは12年の服役を経て出所する。

感想と考察【ネタバレ注意!】

崩壊を3日後に控える日。
基本的には前エピソードと同じこの日をやり直すこととなるが、ファイブが戻ってきたことにより少しの変化が生じる。

ヘイゼルとチャチャ

チャチャにヘイゼル排除指令が出ていたのと同じく、ヘイゼルにもまたチャチャの排除指令が出ていた。しかし、彼は職務を全うすることに疲れを感じており、その指令よりも自分の幸せを模索し始める。

内容的にはループ前と同じだと思う。ただし、今回はヘイゼル視点で語られており、彼がドーナツ屋の彼女と添い遂げようとしていることの詳細がわかった。
ただ、その障害となるのがパートナーのチャチャ。ヘイゼルはチャチャが自分を排除しようとしていることを悟り迎え撃つ。けれど結局は長年連れ添った、いわばパートナーに対してできない。彼女を拘束するにとどめるけど、怨嗟の言葉をまき散らす彼女を見るのは辛そうだった。

ハロルド探しの協力を仰ぐファイブ

コミッションから持ち帰った情報により、ハロルド・ジェンキンスを探そうとするファイブ。彼は一家に協力を仰ぎ、ディエゴとアリソンがこれに同行することとなる。ディエゴ経由でハロルドのファイルを確認する彼ら。その写真にはレナード・ピーボディその人が写っていた。

ハロルド・ジェンキンスの正体は、ヴァーニャを付け狙うレナードだった。なんとなく予想はしてたけど、最初からアンブレラ・アカデミーに対して何かを起こすべく、ヴァーニャに取り入ってたみたい…。
ヴァーニャに警告しようにも連絡はつかない。そりゃそうだよね。結局3人で探すけど、ファイブは我慢していた傷が原因でリタイヤ。ディエゴもパッチ刑事の件で警察に捕まりリタイヤ。結局、レナードを追うのは自由に動けるアリソンに任されてしまう。アリソンってまた失言でやらかしそうだけど大丈夫か…。

ヴァーニャの覚醒を急かすレナード

ハロルドを探すファイブ達の会話に聞き耳を立てていたレナード。それにより彼は追跡を逃れようとすることとなる。自宅から離れるため、ヴァーニャと共に自身の祖母の家に場所を移すレナード。
能力の訓練をするものの上手くいかず夕食へ。その帰りに暴漢に遭遇。絡まれて暴行されるレナードを前にヴァーニャの能力は覚醒する。

暴行を受けて片目を損傷するレナード。わかってはいたけど、義眼の持ち主も彼ということになりそう。
結局彼の目的はアンブレラ・アカデミーに対する逆恨みなのかな。少年時代にハーグリーヴズ卿に言われた「手に入らない物を求めると、失望と恨みの人生を送ることとなる」って言葉のまんまになってしまっているのか。

ループ前だとレナードの正体に近づけそうだったヴァーニャ。でも今回の彼女はそれから遠のいてしまってるように感じる。まんまと利用されてることに気付けたらいいんだけど。あと能力を使ってしまったけど、吹き飛ばされた暴漢は大丈夫なのかな…。致命傷レベルの描写な気がするけど…。

失意のルーサーと核心に迫るクラウス

ファイブに協力を頼まれたルーサーは自宅で父のファイルを探る。そこでループ前同様に開けられていない自分の報告書を発見する。失意のルーサーはクラウスに慰められるけど、ヤケになった夜のクラブへと姿をくらませる。追いかけるクラウスだったが…。

ルーサーは前回同様にメンタルブレイク。前回とはメンバーが変わってクラウスに慰めてもらうけど、ヤケクソで夜のクラブで大暴れ。
クラウスはやっぱり常識人で優しいなぁ。メンタルあまり強くないルーサーと相性いいかも。(笑)

ルーサーを追って一悶着あって幽体離脱のような体験をするけど、そこでまさかのハーグリーヴズ卿と対面。何度やってもできなかったって言ってたけど…。養父は「クラウスの能力はまだ見ぬ力があること」「崩壊する未来に備えるべく一家の力の団結が必要なこと」を伝えてくる。そして自分が幕を閉じた真相は一家の団結のために偽装したんだとか。やりすぎだよ父さん…。

シーズン1 7話のまとめ

大筋の謎が明かされたエピソードでした。
義眼の持ち主もわかったし、謎になっていた部分はまとまってきましたね。問題はここからどうするのか。しっかり団結できるのかといったところ。ヴァーニャがレナードに利用されそうで心配です。

次のエピソードはこちら。
アンブレラ・アカデミー シーズン1 8話「ウワサを聞いたの」ネタバレと感想と考察

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